1999/08/22 1999年度札幌地区吹奏楽コンクール招待演奏 於 札幌市民会館大ホール

注)以下の文章は、私(江端)個人の感想です。

8/22に、札幌地区コンクールの招待演奏を済ませました。当団を含め、札幌地区では、3団体(!)が全国3出の招待演奏をおこないました。
 審査は行われないとはいうものの、いつものコンクールとは違う、異様な緊張感がありました。それは、4日間に渡る札幌地区コンクールの最後の演奏という大役を仰せつかったこともありましたが、それよりもなによりも、プログラム順がいけません。

 札幌白石高校、東海大四高校、ときて高橋水産です。

 たとえば全国大会で、ヤマハさん・ブリヂストンさん・当団・阪急さんという演奏順になったとしたら、これはもう即死です。まさに、今回はその状況がやってきたといっても過言ではありません。
 白石、東海さんは恐らくほとんどの部員をステージに乗せているのでしょう、両団体とも70人近い人数で、ステージ上に所狭しと並んでいます。そして勿論、演奏も素晴らしく、我々もチューニングそっちのけで、モニターに見入っていました。
 さて、両校の素晴らしい演奏が終了し、とうとう我々の出番です。ステージ上では、椅子と譜面台がどんどん片付けられていきます。舞台袖で待機していた我々は、ステージの椅子と比例するかのように席を立っていくお客さんに少し自虐的になりながら、すっかり広くなったステージに上がり、客席を見渡すと、、、これが思ったほど減っていません。
 なんとなく嬉しくなったところで、緊張のステージは始まりました。演奏内容は、あまり誉められたものではありませんでしたが、どうにか演奏を終え、盛大な拍手をいただきました。我々の拙い演奏にお付き合いいただいた方には心から感謝いたします。

指揮 渡辺 明

1.オペレッタ「メリーウィドウ」よりヴィリアのうた
2.バレエ音楽「白鳥の湖」より 情景、スペインの踊り、フィナーレ